【原神】ガチャについて考える - raioncatのゲーム日記

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　原神が中華のスパイウェアあーだこーだと言われ一か月くらい経ちました。

　それ以外にも、「ゼルダの伝説BotWにインスパイアを受けた」と公式が公言するもんだから本国で抗議活動があったり、ニーアオートマタのモーションをがっつりパクってたり、パクリ文化が盛んな中国らしいゲームに仕上がってると揶揄されていました。

「원신」 VS 「젤다의 전설: BOTW」 비교

정말 알차게 배꼈네 pic.twitter.com/RqFhd1ULYu
— ₩9 (@Pleasure54) 2020年10月10日

BotWと原神の比較

lol the dash

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— glauber porter bridges (@unseven) 2020年10月2日

ニーアオートマタと原神のモーション比較

　中か特有のクライアントやゲームシステム周りの話は、原神を語る上では切っても切り離せませんが、それはさておき今回はガチャの話です。

　FGOやユナフロなどの一部を除き、殆どのソシャゲのガチャには「天井」というものがあります。

　ある一定数ガチャを回すと好きなキャラを選んで入手が可能。もしくは最高レアリティのキャラが必ず排出されるというシステムです。一定数上限まで達することから「天井」と呼ばれているんですね。

　原神にも天井はあります。

　その回数90回

　グラブルは300回。城プロも300回。ライバルズエースは30回。グラブルと城プロと比べれば少なくて、ライバルズエースと比べれば多いと思われます。

　しかしグラブルと城プロはキャラクターを選んで入手できます。次に回したときに手に入るキャラクター・アイテムが最高レアリティの中からランダムというわけではありません。

　ライバルズエースは、そもそも好きなカードを錬金石というアイテムで錬金することで入手できますから、必ずしも特定のカードがガチャ入手が必須というわけでもありません。ヒーローカードも錬金できるようになりましたしね。

　天井に関する塩梅はゲームのジャンルや難易度によって変わるので、「これが正解の天井回数だ！」と一概に決めるのは難しいですね。

　原神の天井は90回。これを多いとみるか少ないとみるか。私は現役プレイヤーなのですが、妥当であると判断します。

　というのも、このゲームはFGOのように装備とキャラクターがガチャに混ざって入っているため、キャラクターが欲しくて回してもいらない装備が手に入ってしまうといった「闇鍋」仕様だからです。

　なんで「闇鍋」になったかというと、既に仲間になっているキャラクターがガチャから出てきたときに「〇〇の雫」というアイテムが手に入り、これを同名の手持ちキャラクターに使えば能力が上昇するからです。「カードとカードを重ねるゲーム」で散々みた光景ですが、そちらのようにキャラクターが100人も200人もいるわけではありません。原神のガチャキャラクターは大体20人くらいでしょうか。

　加えて、キャラクターが☆4以上しかいません。☆3のキャラなんていませんから、ガチャから排出されるのがキャラクターだけにすると高レアのキャラがすぐにコンプされてしまうから面白くないんでしょう。だから苦肉の策で武器を入れて闇鍋にしたんですね。

　さて、装備とキャラクターが混ざっているということは、必然的にキャラクターの排出率は装備の分だけ下がるわけです。

　そのうえで、このガチャのレアリティ別排出率はこんな感じになっています。

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　はい。

　最高レアリティ☆5の排出率は驚異の0.6％。

　通常ガチャなら天井分回したらキャラクターではなく☆5武器が手に入ったりします。

　自分が天井まで何回回せばいいのかの回数表示もありません。

　アクセルべた踏みでぶっちぎりにイカレてます。

　未だかつて、こんな排出率の低いソシャゲは見たことがありません。艦これやアズールレーンや城プロみたいに、キャラクターを入手する手段がガチャのみではなく、無課金であっても時間を費やせば運に任せられるようなシステムではありません。

　ガチャの最高レアリティ排出率が0.6％。前代未聞です。

　天井まで回したとしても、それが通常ガチャの場合は武器が手に入ります。

　自分がガチャを回して手に入れたアイテムの履歴はありますが、ご丁寧に「天井まであと〇〇回！」みたいな表記は一切ありません。

　それを加味したうえで天井90回という数値は、中々に妥当であると胸を張って言えます。

　なぜかといえば、配布の羽振りがいいからです。

　無課金であっても、一か月くらいプレイすれば手に入る「原石」で天井まで回せるくらい羽振りがいいです。じゃんじゃか運営がプレイヤーにいっぱい原石を配ってくれます。

　他ゲーと比べて原神を庇うのは些か癪ですが、グラブルでも、天井までガチャを回したければ半年間真面目にやり続けなければなりません。

　ソシャゲの天井というのは難易度がそれくらい高くて然るべきですが、原神は他のソシャゲと比べて天井の敷居が若干低いです。代わりにレアの排出率が死んでますが。ここでうまいことバランス取ってる印象があります。

　というか天井の低さで☆5レア排出率の低さを補っている感じです。もう天井前提です。このガチャ。

　そもそもスマホで提供しているゲームアプリでリセマラも可能ですから、最高レアリティが最初からほしいのならリセマラすればよし。

　ということで「闇鍋」と「0.6％」はゴミクソウンチ。「天井90回」は妥当。というのが私の感想となります。

　それにしても、ガチャに武器なんて混ざっちゃってるもんだから、ゲーム内で手に入る武器を手に入れに行こうなんて思わないんですよね。鍛冶屋で武器が作れますけど、ボスを倒してたまーに手に入る雛形が必要ですし。鍛冶屋なんて武器を強化する石を作るための場所になっちゃってますから、ゲーム内で武器の作成というシステムが全然機能してないんです。

　まぁガチャよりゲーム内で手に入る武器が強かったらそれはそれで問題ですけど。

　聞いてんのかMoE。