raioncatのゲーム日記

raioncatのゲーム日記

主にゲームに関することを書いています。たまにゲーム以外も書きます。

◇MENU

【LoL】MSIのDKvsDFM戦がアドレナリンドバドバで眠れないほど面白かった

喉笛まで牙が届いていた

www.youtube.com

 この試合を見たせいで全然眠れなくなってしまった。明日が日曜日で良かった。まだこの戦いを見ていないLoLプレイヤーは四の五の言わずに見てください。LoLプレイヤーじゃなくても見てください。

 見るのが面倒という方に説明すると、日本代表DFMは、韓国代表DK相手に善戦どころか後一歩まで追い詰めたのである。

 トップとミッドのインヒビターを二つ破壊し、ボットレーンのタワーも破壊。さらにドラゴンも4つ取ってバロンも2回取った。

 あの!

 あのDK相手に!!

 MSIにおいて一度もタワーが壊されていなかったのに!!!

 これがどれくらい凄いことかと言えば、2015年ラグビーワールドカップにおいて南アフリカ相手に日本が勝った━━━━というのは言い過ぎかもしれないが、それに匹敵するくらいの偉業ということ。「でもDFMはDKに勝てなかったんでしょ?」と思われるだろうが、本当にそれくらい凄かった。

f:id:raioncat:20210509013935p:plain
 まずDKは昨年WCS優勝チームである。もう少し詳しく書くと優勝したのは前身となるDWGであり、LoLの世界一のチームを決めるぞ!って大会で優勝したチームが元になっている。はっきり言って化け物ぞろい。今大会の優勝候補である。冗談抜きで格が違う。別格。

f:id:raioncat:20210509015132p:plain

 

 対する我らがDFMはLoLマイナー地域であり、ワイルドカード枠と呼ばれる格下も格下に位置づいている。(DTN(デトネイター)と間違えられるけど、こっちにはストリーマーとして有名な「sumomo(すもも)」が所属している。あっちは釈迦とかスパイギアとか)

 はっきり言って、昨年優勝したチームにワイルドカード地域のチームが公式戦で対戦するのは恐れ多いことであり、LJLのチャット欄も、本来ならばDFMを応援する日本人も「タワープレート一枚取れれば勝ちでいいだろ」「1キル取れれば万々歳」「とりあえず20分持ってくれれば祝杯上げる」「タワー破壊=ネクサス破壊と同義な」と散々たる内容に染まっていた。

 もちろん試合が始まれば「頼むぞDFM!!」「頑張れ!!!」「〇〇(選手名)期待してるぞー!」と応援一色に染まるので、格上相手の恒例行事というか一種のツンデレでもあるのだが、それと同時にDKに畏怖の念が込められているのは確かだろう。

スポンサーリンク

 

選手たちは興奮していた?

 DFMはDKに惜しくも負けてしまった。

 私自身のレートは高くないし素人目になってしまうけれども、誤解を恐れずに言うならば冷静さを欠いていたように思う。白熱するあまり、前へ、前へとなってしまっていた印象を受けたのだ。

 それが顕著に表れたのは後半におけるeviの動きだった。

 序盤ではKhanのフラッシュを落としてから、Stealのウディアがトップにダイブを繰り返して優位を築き、中盤にはKhanをソロキルしたのである。ポテンシャルの塊であり、世界最高峰のTopレーナーに対して決して劣っていないことを見せつけてくれた。むしろevi自身が「俺が一番だ!」と世界に見せつけるようなプレイ内容だったし、それに相応しい戦いだった。

 なおかつ、Khanソロキル後のインヒビを捨てたテレポートカバーもスムーズで、この段階ではとても冷静なプレイングをしていたように映った。

 一方で、DKに勝てそうになった興奮からか、後半からは明らかに冷静さを欠いた場面が続いてひやひやさせられた

 特にKhanをソロキルしてからというもの、eviが集団に合流して敵をキルしようとした結果、キルが取れないどころか逆にキルを取られそうになってしまい、それをKazuがカバーして犠牲になったシーンがあった。その際は「あぁ!?なんでぇ!?」と声に出てしまっていた。それも一回ではなく二回である。

f:id:raioncat:20210509020018p:plain

一度目は25:10秒付近

f:id:raioncat:20210509020204p:plain

二度目は34:30付近

 我々が見えている視界と選手の見えている視界は全然別物ということも分かっているのだが、それでもリアクションせずにはいられなかった。それだけ試合にのめり込んで、モニターに齧りついて見ていたのである。

 逆にKazuは悪くないパフォーマンスだった。eviの代わりに犠牲になったのはもちろん、バロン前で一人前に出て敵の動きを止めるために一人犠牲になったりと、とにかく献身的に尽くしていたし、何よりも今まで試合に見られた釣られる動きが少なかったように思える。これまでの反省というか、なんというか、その、そういう動きが改善されていた。

 Lv1でも気おくれせずバチバチに仕掛けまくっていたし、かと思えばアリスターが浮いているように見せかけても大人しく静観していたし。(逆にeviはこれに引っ掛かってしまっていたが)

 試合をキャリーしたのはeviであることに間違いない。けれど、これまた試合を長引かせたのもevi……という見方をしてしまった。その原因は、あの、あのDKに勝てるという緊張の中に生まれたのだと思う。

 見ている私たちですら手に汗握っていたのだ。試合中の選手たちの興奮を察するにあまりある。「冷静でいろ」という方がどだい無理な意見なのだ。

スポンサーリンク

 

DFM!希望の未来へ!

 けど━━━━嗚呼悲しいかな……。

 あと一歩、あと一歩だった。喉笛に牙は届いていたのに、どてっぱらを撃たれてしまった。悔しい。なんとも悔しい試合内容である。

 しかし、しかしである。

 この悔しさは見ている私たちよりも、選手たちの方が噛みしめているのだ。

 1観客である私がどやどや言っている間にも、DFMは次試合に向けたフィードバックをしている。

 そもそも、この負けは責められないどころか快挙に等しい。本来ならぼこぼこのぼこにされることも覚悟していただけに、よく最後まで戦い抜いてくれた。本当に、あと一歩で勝てるところだった。

 何度も繰り返すが、昨年優勝チームであり今大会優勝候補を相手に追い詰めたことを誇らしく思ってほしい。

 それに結果的には負けてしまったのだが、2018年のC9戦を思い出させる、なんとも未来のある試合内容で━━━━いや待てよ、思い返せばあの時のC9戦もこういう前のめりな負け方だったような……?

 まぁいっか!

 なんかまとめみたいな空気出て来てるけどまだMSIは終わっていないし、DKともあと一回戦えるチャンスがあります!これを機に次の試合を応援してくれる人増えてくれー!

 DFMファイティーン!!!!!頑張れーーーー!!!!!!

スポンサーリンク

 

プライバシーポリシー