【ライバルズ エース】シャイニングOTK僧侶を考える
一応レジェンドに滑り込みしました。raioncatと言います。
さて、「凱旋」という新弾が来てレギュレーションが変わり、「勇気の英雄譚」で猛威を振るっていた低コストユニットが軒並みポッケナイナイされてからしばらく経ちました。
環境は大きく変化し、ヒーローカードの「ロトの血を引く者」をはじめ、戦士のエビルスピリッツ、武闘家のプラズママウス、特に共通のシーゴーレムとピッキーが消えたことでアグロは殆ど死滅したといっていいでしょう。
代わりに、みんなが使うデッキは終盤に重きが置かれているミッドレンジ~コントロールデッキが主流です。ディスカードカミュ、ムンブゼシカ、ピラミッドアリーナ、三人衆ミネア。毒ピサロなんてのもありますね。
そして、今や僧侶と言えばローレシア僧侶が一般的なイメージです。特技カードを入れず、復活と回復を繰り返して盤面を制圧し圧倒する。もしくはシドーククールですかね。ロンダルキア置いて、テンペラーソード装備して、テンションぶん回して粘りに粘ってなんやかんやする。
しかし僧侶には、かつて一世を風靡したワンターンキル(OTK)デッキがあったことをご存じでしょうか。
ヒーローはデボラ。デッキに2枚の「BET」カード━━━━「むげんの弓」と「ダークペルシャ」を一枚ずつ入れることで、その2枚のカードを確定サーチしてきます。
特技・ステルス・連携カードなどを使って中盤を耐え忍ぶ動きは省きますが、あとはキーカードの「シャイニングボウ」二回使って、ダークペルシャと連携セーニャ・アモールの雨で1点2点ダメージを雨あられのように降らせるというものです。
目安は8~9ターンでしょうか。軽減する術がなければ相手はサレンダーも許されず、25点が削られるのを指をくわえて黙って見るだけになります。
リスクヘッジとして、「シャール」による味方をめちゃくちゃ強化させるサブプランもあります。
しかし、必殺技の「シャイニングボウ」を確定サーチできる「スーパーテンツク」が「勇気の英雄譚」にあったためお亡くなりに。これによって、シャイニングボウが引ける確率がグッと低くなります。手札も細くなりますし、テンションも余りがちになりますし、ワンターンキルなんで夢のまた夢です。
「おおドラキー」や「ウィングタイガー」といった中盤を凌げるカードもなくなり、なんならアグロじゃないミッドレンジ相手に序盤からサンドバッグにされる始末。
もうどうすりゃいいのか分かりませんが、それでも「シャイニングボウ」という本体が消えない限り、私を含めかつての栄光を取り戻そうと躍起になっているプレイヤーがいるのも事実です。それにコントロールデッキが主流で試合時間が長くなった今、シャイニングボウを二回打てるチャンスはめちゃくちゃあります。ワンチャンあるでしょう。
手足がもがれた肉体に義手義足をくっつけて動けるようにし、弓に矢をつがえるようになるまで練習させ、どうにかこうにかワンターンキルができないか試行錯誤が繰り返されています。
もはや僧侶どころかネクロマンサーです。
しかし情熱がなければできないのも確か。その情熱をもってして、あの遅延デッキどもに一泡吹かせてやりましょう。時間が延びれば、有利なのはこちらであると思い知らせてやります。
シャイニングOTK僧侶が戦うために必要なカード
まずは根幹を変えずに考えます。
デボラの場合、3ターン目までやることは変わりません。
1ターン目にテンションを溜め、2ターン目にデボラを装備、3ターン目にむげんの弓でコインを回収する手筈を整える。考えるのは4ターン目以降です。
まずテンツクがいなくなったことで、シャイニングボウをサーチする手段が減りました。シャイニングボウを何が何でも引っ張ってこなければなりません。その手段の一つとして考えられるのは「ヘルズクロウ」。
デッキトップ四枚をめくり、コスト1以下のカードを一枚だけ手札に加えられます。もし無かったとしても、めくった四枚のカードはデッキボトムに沈められるので、シャイニングボウを引ける確率は上がります。
続いてミッドレンジの凌ぎ方。
シャイニングボウは必殺技ですから、テンションを三つ溜めないといけません。その都合上、「ロンダルキアの洞窟」は噛み合わせが良いでしょう。
ナーフされたとはいえ、まだまだ現役で戦える性能をしています。それに伴い、テンションをあげまくることになりますが、その手段は以前よりもかなり豊富になりました。
「石炭つむり」「テンペラーソード」「しっぷうの旋律」。モンスターを処理しつつ1ターンに2回テンションをあげられれば、ロンダルキアの洞窟踏破は6~7ターン目になります。
こうなると連携カードも使い勝手がよくなります。
「かくれんぼう」「フェイスボール」「トンネラー」。コンボパーツ・除去カードとして優秀な「マクロベータ」。
めちゃくちゃな大穴で、テンションリンクを持つ「メダル王女」と「ベルザブル」。
━━━━と、根幹を変えずにデッキ編成を考えるとこうなります。
次に根幹を変えてみます。私のダチョウより少ない脳みそで考えられる手段は一つ。
「デボラ」を捨てること。
デボラを捨てれば、2~3ターン目の固定の動きがなくなり、それによって序盤の動きが制限されることはありませんから、ミッドレンジやコントロール相手にアグロでぼこぼこにされるようなことは減るでしょう。
例えばシドーを入れてみます。
このデッキはテンションを回してシャイニングボウを撃てるように調整しますが、逆に言えばシャイニングボウがなければテンションは持て余す一方です。その発散先としてシドー君レベル3はうってつけです。そこまで上げるのに6ターンはかかりますし、ドローソースがカード頼りになるのが問題ですかね。しかし建物を複数枚入れれば運用は面白くなりそうです。
ならばタバサはどうでしょう。
ミラクルソード、ブラストアロー、しっぷうの旋律。コスト2以上の特技カードはそこそこあります。なんならユニットの除去にニードルラッシュやザキ・ザラキなんてのも面白いですね。
ビルドも悪くありません。
ロンダルキアの洞窟を入れればサーチできますし、建物を出しますから石炭つむりなどとも合わせられます。テンション回すために「オアシス」、経営手腕が試される「ぼくじょう」もミッドへむけて体勢が整えられます。
しかし一番の安牌はフローラでしょうか。
ドローもできて、回復もできて、MPを1支払えばユニットの強化も行える。レベル3のビッグバンはそこまで強くないので抵抗なくサマルトリアに張り替えられますし。
……とまぁこのように、デボラに頼らずともなんとなく戦えるような雰囲気は出てきたんじゃないでしょうか。しかしデボラを捨てるということは、メリットだけではありません。
ドローカードを考える
デボラを捨てると、重要なコンボパーツの一枚である「ダークペルシャ」が確定サーチできなくなり、こいつを自力で引くことになります。
一応、マデサゴーラのBET効果でサーチできますが、じゃあそのマデサゴーラをどうやって引くのかと聞かれれば、こちらも自力で引くことになります。
デボラを捨てるということは、「BETカードを2枚しか入れられない」という制限が撤廃されたのでダークペルシャを二枚入れられることになります。これによって、ダークペルシャを一枚だけならば盤面有利を作るために雑に切ってもいいことになりますが、それにしたってダークペルシャを引くためにはドローカードが欠かせません。
くわえて、「むげんの弓」を捨てたことでダークペルシャにBETするコインGETカードも考える必要が出てきました。この両方をどうにかこうにか解決しなければならないでしょう。
てなわけで、まずはドローカードを考えてみます。
候補はこんなところでしょうか。そこそこ豊富にあるように思えます。
「ロンダルキアの洞窟」、「宿屋」、「図書館」をサーチするための「オニムカデ」。盤面に干渉できる1コストとは思えないスタッツをした「共鳴のドングリベビー」は必須になりそうです。
コインGETカードを組み込むため「僧侶の交換所」はドローソースとしてだけでなく、「エロスの弓」でテンションアップ+盤面制圧も狙えるのが面白いところです。
ドローを「ダークペルシャ」を引くためでなく、単なるデッキ圧縮として考えるのであれば、昨今のローレシア僧侶よろしくプチシリーズをデッキにぶち込み、「メドーサボール」で圧縮を狙うのも面白そうです。その場合は1ターンに一回はヒーローを使うことになるので、自分のヒーローと要相談ですね。
一応ベルザブルとベビーニュートも考えられますが、運用が難しそうです。
続いてコインGETカードです。
鉄板のベホイミスライム、マデサゴーラ、かっちゅうアリ。特に、次のターンまで生き残っていればコイン回収がしやすいマデサゴーラとかっちゅうアリは外せないでしょう。チャゴス王子も速攻2/2として使うのではなく、相手に特技やヒーロースキルなどのリソースを吐かせる先として優秀です。
唯一、コインを消費せずにGETが可能なのが「転生の祈り」です。相手のデッキに依存するカードで、特に復活したモんスターは「召喚時効果」が発動しないのが痛手ですが、組み込むには面白いカードになるんじゃないでしょうか。
しかし、そもそもコインがなぜ必要かと聞かれればダークペルシャにBETするためであって、そこまでコインの需要は高くありません。3~4枚あれば足ります。
もうこれ以上入れるカードはないと思います。
そこらへんをなんやかんやして出来上がったデッキがこれだ!!!!!
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これ以上の警告を行うには少し時間をあけてください。
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なにこれ?
どうやら、私のような三流ネクロマンサーが死体に歪な手足を付けたらこうなるんですね。技量が足りず、バラモスゾンビにするはずなのにがいこつへいになってしまいました。
振り返れば、カードゲームは小学生のころにやった遊戯王やらデュエマのエンジョイ勢で、DCGに至ってはライバルズが初めての私ごときが、コントロールだのアグロだのとそれっぽい言葉を並べて外面を整えてみようとしましたが無理があるんです。
いやぁ勉強になったなぁ。デッキにこのカードを入れよう!あのカードを入れてみよう!って考えてる時間が楽しいだけでした。
誰かこの肉塊を救ってください。あの頃の脳汁プシャーを味わいたいんです。この依存度……もしかしてシャイニングOTK僧侶って麻薬ですか!?!?!?!?^^v
というバカなことを書いてたらOTKククールで連戦連勝してる人がいるみたいですね。すごいなあ一流ネクロマンサーは。