RTA in Japan 2021 summerで個人的に刺さった短めのRTAおすすめ5選
全部見てほしい
正直に言うとおすすめは全部です。なので全部見ろと言いたいのですが忙しい現代人は時間がありません。
ということで、1時間以内に収まる比較的短めなおすすめRTAを5つ紹介します。個人的な趣向からの紹介なので「おい!○○が入ってないぞ!おすすめしろ!」と言われても知りません。あしからず。
新・北海道4000km
走者:常陸 秋子🚌@バス運転士Vtuber 8/15RiJ 新・北海道4000kmで出ます (@Hitachi_Akiko) | Twitter
個人的ダークホース。
1983年の北海道を舞台に、当時走行していた電車に乗車して4000km全路線制覇するまでのRTA。速さを目指すためのルート取りに、健康度・満腹度・清潔度を維持しつつ、お金が足りなくならないように金策・節約をどうこなすかが鍵となる。
メジャーではないシミュレーションゲームであり、始まった直後は画面の地味さに加え、ゲームの仕様を理解するのに時間がかかりブラウザバックしそうになるが、5分もするとそんな気は失せる。
各駅を巡ると映される実写の資料映像・写真に加え、実況・解説による発着駅周辺の豆知識や1983年前後の雑学を語ってくれるので、実際に北海道の電車ツアーをしているような錯覚に陥るほど没入度が高い。あるいは、学校に一人はいる面白い先生の地理・歴史授業を聞いているようなイメージ。
北海道に興味があるなら一度は視聴をおすすめする。
廃線、廃駅、健康度。
廃線、廃駅、満腹度。
深夜、20kmの山道、徒歩、熊。
廃線、廃駅、清潔度…。
あと立ち絵の女の子が全部可愛い。
Age of EmpiresⅢ : Definitive Edition
エイジオブエンパイア3のキャンペーンAct1をクリアするRTA。
ハキハキとした明るい喋りの走者に、おっとり低音の解説が合わさって最強。既知な間柄のようで、トーク内容もどこか緊張感が和らいだものが続き、世界中で走者が二人しかいないとは思えないほど雰囲気が全体的に柔らかい。ちなみにもう一人はフランス人。
16年前に発売されたPCゲームなため、名前は聞いたことあるけれど遊んだことがないという視聴者や、RTSやMOBAを遊んでいない視聴者に向けてわかりやすい説明を最初にしてくれていたので、視聴ハードルはそこまで高くないはず。
マップごとに攻略の仕方が違い、その都度必要な戦力を補充するため目まぐるしく画面が動く。とにかく素早いマップ・操作の切り替えが見どころでもあるのだが、慣れてない人は酔うかも。
声優は力也さん。
Donut County
穴を操作して、無機物有機物問わず穴に落としていくパズルゲーム。
主人公が可愛い女の子とアライグマで、それ以外の登場人物は全て動物。グラフィックも3Dのアニメ調であり、深夜ながらも画面には可愛らしいファンシーな動物が映り続ける。ギャグテイストでのほほんとした雰囲気のストーリーにより癒し枠となった。
解説・走者共に不快感のない喋りで、ストーリーも余さず解説してくれるためゲーム実況に近い感覚で見れる。
とはいえRTAなので、無駄のない動きにより目に映るものがスポスポと穴に吸い込まれるさまは気持ちよさを覚える。落下物は物理演算によって変な跳ね方をするため、いかに良い乱数を引けるかが重要。終盤のとあるハプニングには狼狽していたが、それもまた味わい深い。ワザップ。
ウサギさんが穴に落ちるとどうなるか。是非その目で確かめてほしい。
ビューティフルジョー
ゲームキューブの2Dアクションゲーム、ビューティフルジョー。
2019年スーパーモンキーボールでお馴染みの走者兼解説者による息をつく暇のないマシンガントークに、ミスをミスと感じさせないリカバリーはお見事。
序盤はドゥエリストを彷彿とさせるアッパー&スライディング移動をし、以降は常にマックススピードで爽快に進んでいく。ズーム&スローで並み居る敵を蹴散らし、常に派手で見応えのあるアクションゲームRTAとなった。
かわいそうなジョーカーを数えていれば、あっという間に時間が経つだろう。
Viewtiful!
マリオカート64
言わずとしれた名作マリオカート64。全コース制覇まで、ゲーム内の仕様ならなんでもありのRTAとなる。
any%のようなもので、アイテムやコースの地形を利用したショートカット・バグによる不正1位なんでもあり。
コースを逆走してガードレールに埋まりに行く。自分が投げた赤甲羅に自分から当たりに行く。ピクセルの隙間に向かって電子の海にダイブする。きのこダッシュして崖に向かって投身する。etc.etc…。
また不正走りだけでなく、通常の走りを強制されるコースがあるため、そこでいかにタイムを縮めるかも腕の見せ所である。
64走者のストレス発散法って環境破壊なんだ…。