”ゆっくり茶番劇”の騒動を見て昔話を始める
類似事件有り
ゆっくりの例の騒動を見ていたら思い出したことがあるので、少しばかり昔話を。つい最近ですが、こんな事件がありました。
ある人物が「だいしゅきホールドの語源は自分だ!」とツイッターで主張した事件です。
最初のうちは周りの人達も「そりゃすげぇ」なんて反応でしたが、リプの中にはアニメ化までされた某ラノベ作家が「だいしゅきホールドを商標登録しましょう!」という悪ノリした動きまで有りました。
これに対し、別の人物が「いやそれ発言したの自分です」と名乗り出たことで泥沼化。
お互いに自分の発言であるという明確な証拠はありませんでしたが、有志の手によって「どちらが変態的な発言を日常的に行っているか」が暴かれたことにより、後から名乗り出たほうが変態だったので「だいしゅきホールド」は守られたのでした。
しかし発言者本人は主張が認められたことよりも、この事件によってだいしゅきホールドという言葉が使われにくくなったことが悲しいと嘆いていました。誰も得をしない争いだったのです。
後は「のまネコ」ですかね。
これも以前取り上げたのですが、エイベックスが2ch発祥のAAである「ギコ猫」を「のまネコ」にして商標登録し、自分たちの物にしようとしたことで騒動になりました。
これらの騒動全体に共通しているのは「フリーだったネット発の文化を自分の物にしようとする」姿勢です。
一時期流行っていた嫌儲というわけではなく、シンプルに他人の物を盗んでいるから気持ち悪さを感じてしまうんです。
しかもその後の動きも含めて面の皮が厚すぎる。文化の盗用とは少し違いますが、盗人猛々しいとでも言いましょうか。
また、だいしゅきホールドの一件同様「ゆっくり茶番劇」という言葉が使いにくくなることにも繋がります。仮にZUNさんなどの働きかけにより、この言葉の権利が柚葉さんから離れたとしても、です。中々こういうのは無くならないんですね。
以上昔話でした。もう寝なさーい。
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