raioncatのゲーム日記

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主にゲームに関することを書いています。たまにゲーム以外も書きます。

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VALOLANTの「ZETA DIVISION」を見てLoLの「Taipei Assasins」を思い出す

弱小チームの成り上がり

Taipei Assasins(TPA)

 今から10年前の2012年。ようやく日本でスマホが普及し、インターネットそのものがアングラとしての扱いから変化し始めていた時代の話です。

 ロサンゼルスで行われたLoLの世界大会に、台湾リージョンを勝ち上がった「Taipei Assasins」というチームが参加しました。

 今でも名を馳せている「Fnatic」などの名門揃いのチームが揃う中、ほぼ無名であるこのチームは下馬評において下位に終わると予想されました。事実、リーグオブウィキペディアを覗いてみると「アンダードッグ(噛ませ犬)」と書かれています。

 今回のヴァロラントで例えるなら、まさしく「ZETA DIVISION」のような立ち位置ですね。

 ところが蓋を開けてみれば、NaJin Black Sword、Moscow Five、Azubu Frostといった並み居る強豪を千切っては投げ、千切っては投げの獅子奮迅の大活躍。気がつけば優勝していて100万ドル・優勝チームスキン・サモナーズカップにチーム名が刻まれるという栄誉を手にしました。

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TPA

 2016年のLoL WCSイメージソング「Ignite」には、氷の巨人(Azubu Frost)にTPAが力を合わせて立ち向かう映像が流れました。

上下反転

 今回のVALOLANTにおけるZETAも、既にBEST4に食い込んでおり、「ZETAは最下位に終わるだろう」と予想された海外キャスターは画面を逆さに反転して謝罪をするほど、上への下への大騒ぎになっています。

 実際のところ日本はe-sportsマイナー国であり、世界的に有名なLoLですら「ワイルドカード地域(マイナーリージョン)」として扱われ、日本国内最強チームのDFMには韓国人が3人在籍しています。他のチームも最低二人は韓国人がいます。(V3を除く)

 それくらい日本はe-sportsに弱いのです。

 今回のZETAは全員が日本人のみで構成されており、FPS界だけに限れば、もしかしたら「日本が弱小国である」との認識を改めさせることができるのかもしれません。

 ━━━━いや、もうその認識を改めさせられているでしょう。

 かつての台湾代表「Taipei Assasins」のように、このまま華麗な成り上がりを決めて優勝まで行ってトロフィーを持ち帰ってきてほしいです。

 頑張れZETA!

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