Vtuber輝海まりなさんのApexプラチナ昇格を見て感動した話
昇格戦で感動したのは初めて
今から一週間前のことです。Vtuber個人勢の輝海まりなさんが、運良く（運悪く？）おえさん＆もこうさんのデュオ配信に混ざってしまったことで、両名のリスナー（主にもこうさん側）が大量になだれ込む事件が発生しました。
輝海まりなさんの生放送ではまりなさん本人とは関係ないコメントが飛び交い、チャット欄は上への下への大騒ぎとなります。
しかし、まりなさんは暖かく迎え入れており、元いたリスナーも困惑しつつ、登録者数＆同時接続人数が伸びていることを喜んでいました。後にまりなさんは「もっと酷い荒らしがいたことがあって配信引退考えたこともあった。それに比べたらみんなはただコメントしてるだけ。かわいいもの。続けてきてよかった」と前向きなコメントをし、なぜ他配信者のリスナーを受け止められたのかを語っていました。
私ももこうさんの配信を機にまりなさんを見始めた口ですが、積極的に他配信者の視聴者とコミュニケーションを取ろうとする姿は物珍しく映りました。
有名配信者の信者が他の配信者に流れた場合、そこに元からいた視聴者にうざがられて配信者置いてけぼりのチャット欄ファイトが勃発したり、或いは配信者自身がそれに触れず頑なにスルーしたり、逆に「お前ら来るなよ」とキレ散らかしたりなどなど。それらの対応をした動画は、もれなく低評価の荒らしに見舞われるという、「配信者or視聴者が信者の来訪に拒否反応を示す→低評価爆撃」の流れを何度も見てきたからです。それらの流れに反し、輝海まりなさんの動画に高評価が多いのは納得の空気感でした。
それはさておき、「Apexでゴールド1→プラチナ4に上がる」という配信だったので直ぐに終わるだろうと思って見始めたのですが、これが感動の昇格戦への始まりでした。
何度戦ってもポイントが伸びずにスタックし、それどころかゴールド2まで落ちてしまうこともありました。これはマジできついです。
ポイントが残り二桁になってから、すぐ三桁にまで落とされてを繰り返し続ける日々。配信期間は伸びに伸びて1週間にもなり、「勝つ気なくないかこいつ」「わざとやっているだろ」「二度とプラチナ上がれないわ」と心無いコメントをする人も現れる始末。
正直私も、ゴールド1からプラチナ4になるまで、残り1ポイントというところから負けが込み、あれよあれよと言う間に残り200ポイントくらいになった時はもう無理だと絶望感を味わいました。なんなら「もう無理だろこれ」とコメントした記憶もあります。そして一度は配信画面を閉じて風呂に入り、戻ってきてからゲームをしてまた配信画面を開くと残り50にまで戻っていて「行けるぞこれ！」と手のひらを返していましたが。
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来る2021/03/01。
3000人以上の視聴者が見守る中で、一喜一憂する日々も終わりが来ました。
円に追われながらも室内でマスティフを的確に当てて2キル1アシストをゲット。パーティのオクタン&ミラージュの手助けもあって、ついに悲願が叶い、1週間という戦いを乗り越えたプラチナ4への昇格━━━━。
しばらく嗚咽とすすり泣く音だけがヘッドホンから鳴り、ようやく絞り出した第一声が「ありがとうございました」という感謝の言葉。
えー、正直泣きです。
正確に言えば感涙していないのですがウルッと来てしまいました。
それにしても、個人的には昇格戦と言えば印象深いのが加藤純一さんのダイヤ昇格でした。その際も感動というよりも達成感や喜びが勝っていたので、まさか昇格戦を見ただけで感動するとは夢にも思いませんでした。それも他人のですよ。自分の昇格戦じゃないんですよ。
初心者もこうさんのApex大会出場のように初心者が頑張って頑張って食らいついて、暖かい人に囲まれて成長して、大会に出て奮闘する様を見せられるという、短期間で分かりやすいヒューマンドラマでもなく、ただ昇格しただけですよ。それも1週間前から見始めたばかりなのに。
それでこっちまで泣きそうになるんです。まりなさんの人柄に絆されたというのもあるでしょうが、昇格の見届け方にも千差万別あるんだなと思い知らされました。もしかしたら私が涙もろいのかもしれません。
なにはともあれ、しばらくはApexから距離を置いて別ゲーをやることになるでしょう。個人的にはダイヤ4昇格耐久放送が楽しみでなりませんので、それまでApexに飽きていないことを祈るばかりです。
感動をありがとうございました。
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