【ARK】ARKのプテラノドンは牙があるし肉を食べる。ジュラシックパークの影響?
牙は無いし肉は食べない
一昨年か昨年ですかね。EpicゲームよりARKが無料配信されていたのでちまちまと遊んでいましたが、テイムしたプテラノドンを見ていて思ったことがあります。
聡明な恐竜博士なら気づいたと思われますが、本来のプテラノドンに牙はありません。そもそも”歯のない翼”をプテラノドンと呼ぶのです。牙があったらプテラノドンとは言いません。
白亜紀を生きた、プテラノドンを含む9割の翼竜は魚食性で魚を丸呑みされていたそうです。ペリカンやペンギンを想像してもらえれば分かりやすいでしょうか。唯一の例外を除いて地上の獣を食らうことはありません。だから牙が無くても大丈夫なんですね。
ところがARKのプテラノドンには牙があります。しかも肉を食べます。(厳密には魚食も肉食の一部ですが、本稿ではめんどくさいので肉食=四肢動物の肉と定義して話します)
スポンサーリンク
ポケモンのプテラは牙がありますが、こちらはモチーフとなった恐竜が複数体いる元祖キメラ化石ポケモンなので牙があってもおかしくはありません。
名前はプテラノドンからだと思われるが、尾は長くデザイン自体はどちらかと言えばランフォリンクス等に近い。頭も、例えばディモルフォドンのように骨太な見た目である。
ちなみに、プテラとはラテン語で「翼」という意味である。プテラノドンという名前をプテラと省略する事で怪獣らしさを狙ったという見方もできるだろう。(引用元)
それにポケモンは実在した生物をモチーフにすることがあっても、わざわざモチーフに忠実なポケモンを作るということはありません。ある程度のファンタジー要素がミックスされています。
けれども、リアリティ重視なARKがプテラノドンに牙を生やすなどというミスをするのでしょうか。
私は単なるミスだとは考えていません。おそらくですが、なにかしら意図があって牙を生やしているのだと思われます。
特に、ARKにはきちんと「魚肉」というアイテムがあるにも関わらず、プテラノドンは「生肉」を食すことができますので「肉を食べる=牙が生えている」という整合性は取れています。狙って肉食にしたようにしか思えないのです。
スポンサーリンク
元ネタはこれか
一応、ARK以外にも牙が生えているプテラノドンを世に知らしめた作品があります。スティーブン・スピルバーグ監督の代名詞と言っても過言ではない「ジュラシックパーク」の3作目、「ジュラシックパークⅢ」です。
ご覧の通り、ジュラシックパークⅢのプテラノドンは牙が生えています。なんなら劇中でも人間の子供をかっさらって雛に餌として与えようとしていました。雛もよく見ると牙が生えています。つまりジュラシックパークⅢのプテラノドンは魚食ではなく肉食になっていると考えられます。
まぁ続編である「ジュラシックワールド」ではシレッと牙が消えていましたので、こちらは単なるミスだと思いますけども。
また、ARKの開発者陣はジュラシックパークに多大な影響を受けていたらしいです。
「ジュラシック・パーク」からインスピレーション
最初は宇宙を舞台にしたゲームをつくっていたが、ちょうどその頃、映画「ジュラシック・パーク」が中東でもリリースされることに。「映画を見た人たちが、恐竜のゲームを面白いと思うかもしれない」。そう思って、舞台を「恐竜が住む島」に変えた。(引用元)
というわけで、個人的には「ジュラシックパークⅢからインスパイアされてプテラノドンに牙を生やし肉食にした説」が濃厚でしょうか。
まぁ「作った人そこまで考えてないよ」「いやいやゲームだから考えすぎ」と言われてしまえばそれまでですけどね。それともプテラノドンに牙があることについて何か公式が見解を出してたりして。それを知らずに書いてたとしたらめっちゃ恥ずかしい!
スポンサーリンク