【MoE】「6月の不正行為の対応お知らせ」を見て思うこと
意外と活発な老舗ゲーム
本日のメンテナンスで、6月中に行われた不正行為の対応についてお知らせが掲載されていました。
報告を受けて対応するのも、実際に対応しているのも、スタッフ数が少ないのにお疲れ様ですとしか言えません。
以下が、対応内容と停止されたアカウント数になります。
・期間:2022年6月1日(水)~6月30日(木)
・RMTによる取引及び、行為への関与
・利用停止:61アカウント
・BOT行為及び、行為への関与
・報告件数:190件
・永久利用停止:35アカウント
・一時利用停止:1アカウント
・迷惑行為及び、行為への関与
・報告件数:1件
・利用停止:1アカウント
一ヶ月でのRMTによるアカウント停止は61。場末の老舗ゲームにしては、1ヶ月で61アカウントと考えると意外と多かったですね。
調べてみると、出るわ出るわRMTのサイト。引退を考えている人がこういうところに出品されているんでしょうか。
報告件数の多さ
一方で、BOT関連の報告件数は190もあるのに、実際に問題があると判断されたアカウントは36件と少ないのが気になりました。
例えばですが、以下は同じく老舗ゲームである「メイプルストーリー」の2019年9月~11月における報告件数と実際に利用停止になったアカウントの数です。
・9月不正行為報告件数 : 53件 (※不正行為に関するご報告メール件数、以下同)
・9月不正アカウント停止対応件数 : 19,471件 (※不正行為を確認し、メイプルIDの停止を行った件数、以下同)
・10月不正行為報告件数 : 68件
・10月不正アカウント停止対応件数 : 31,386件
・11月不正行為報告件数 : 36件
・11月不正アカウント停止対応件数 : 11,594件
人気のあるゲームなのでアカウント停止対応件数の多さに面食らいますが、不正行為報告件数との比率がMoEと比べると真逆です。
不正行為の報告件数に比べて、実際に停止になっているアカウントは300~400倍近いです。逆にMoEは1/6。
一括りに「不正行為」とされているのでBOT・RMTなども含まれると思います。それを鑑みると比較するのはお門違いなような気がしますが、それにしても膨大な数値です。
なぜMoEが報告件数の方が多いのか、理由として考えられるのはMoEが限界集落になりつつあるからではないでしょうか。
プレイヤーが減り、コミュニティが狭まれば、今までは裏で行われていた人と人のいざこざが表面に出てくるようになります。
少し前までのD鯖では、特にその気が強かったなと肌身に感じます。
イベントの主催者ツイッターに凸する人、とにかく怪しいプレイヤーを晒して不正行為で報告する人、疑心暗鬼になって鍵垢にする人、厳罰化された今ならアウトなことを言いまくる晒スレ民などなど……。
そうなってくると、ゲームの内容云々ではなくプレイヤーの一挙手一投足に注目するようになります。
直接文句を言うと晒されるので、匿名性のある報告をするから報告件数が多くなっている……というのは邪推でしょうか。
それにしても、規約違反の行為に手を染めるまで盛んにプレイしている人がこんなにいたのは驚きましたし、きちんと運営が報告を続けてくれているのを見ると、まだまだMoEも安泰だなぁと思いました。
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