【LoL】DFMvsC9戦が面白かった
雪辱を果たす
2018年に行われたWCS(世界大会)の予選において、日本代表DFMはWCS本戦出場への最後の切符を手にするべくしのぎを削った。その中で、DFMはNAのC9と同じグループに属することとなったが、DFMはC9に惜敗してしまった。本当に、あとちょっとのところで負けてたのだ。
今でもあの試合を見返すのが辛い。最後の集団戦をDFMサイドのボイス付きで見ると、ちゃんとRicoriceのリサンドラを警戒できていた。それなのに、ほんのちょっと意識の外に出ただけのリサンドラによって全てがひっくり返って負けてしまった。当時と今ではお互いにメンバーが変わってしまっていたが、それでも辛酸を嘗めさせられたチームであることに変わりはない。
━━━━という話は散々キャスター陣がされていたので詳細はそちらで。
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結論から言うとDFMはC9に勝った。まこと、天晴である。
マイナー地域がメジャー地域に一勝を挙げるだけでも快挙なのだが、その前日の試合にて、下馬評ではDFM有利と言われていたINF戦を落としてしまっていたので暗雲が立ち込めていたのだ。
初っ端からミッドレーンのAriaがソロキルされ、不穏な空気が立ち込める中、あれよあれよという間にドラゴンが取られバロンも取られ、集団戦でも負けて、気づけば試合が終わっていた。
選手たちは緊張が解れなかったと語っていたが、応援してた私は「そんなん知らん!勝ってほしかった!」と、野球観戦の観客か、はたまたは子供のように嘆いて配信サイトを即閉じした。翌日からは「昨日はしゃーない。今日は切り替えて頑張ってやー!」と素直に応援できる気持ちに切り替わっていたが。
いずれにせよC9戦では、B/P、試合の組み立て方、選手たちのパフォーマンス。すべてが前日の敗北とは見違えるように良くなっており、昨日の敗北はなんだったのかと小一時間問い詰めたくなるほどだった。しかし逆説を唱えると、本当に昨日の試合は緊張していたのだろうともわかる。
Ariaがゾーイを使ってポークチーム相手にポーク負けしなかったどころか0デッドで試合を終わらせたのも素晴らしかったし、ナー相手にジェイスが有利なマッチアップなはずなのに、なぜかナーで勝ってたEviもさることながら、Yutaponが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのは語る上で外せないだろう。
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特に最後の集団戦が見どころだ。
DFMがバロン獲得後の集団戦で1:5エース!ネクサスへ向かいます!!!
— LJL (@Official_LJL) 2021年5月7日
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アリスターのCCに合わせて、Yutaponはカイサのウルトを使ってバックラインに飛び込んでいく。当然フォーカスはYutaponに向くが、頃合いを見計らってジャングルの細道にフラッシュアウト。
ここにC9サイドのワードはない。視界を取りに行く、かつ瞬殺するためにBlaverのニダリーが入るがYtaponはブラストコーンを破壊して即座に離脱。
ウルトのない柔らかアリスター(バロンで寄ろうとしていたPerkzを弾くために使っていた)が落とされるも、まだ前のめりになっているYutaponを倒すために前に出てきたPerkzのオリアナを、Ariaのゾーイと合わせて撃破。すぐさまゲイルフォースで離脱し、単独で突っ込んできたVulcanのレオナも撃破。
Eviのナーがウルトで3人を吹き飛ばしたのも、Ariaのゾーイがポークを上手く決めていたのも忘れてはいけない。
けれど、他メンバーの活躍を上書きするくらい、最後の集団戦ではとにかくYutaponが大暴れだった印象が強く残る。そもそもクレンズを持っているとは言え、ヴァルス&レオナとかいうLv6から拘束力つよつよコンビ相手にレーニングで1デッドもしなかったの凄い。ヘラルド湧いてからトップレーンサイドに牛さんがロームしてたのにファームでも負けてないし。終始パフォーマンスがよかった。
下剋上と言っても過言ではない。もうなんていうか、DFMvsC9のこの戦いは、私の中でいつまでもこすっていられる試合になった。
Botレーンさえ崩されなければ勝てると確信させられる一戦である。この調子でDWKも倒して予選突破して、日本初の本戦出場を決めてほしいと切に願う。
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