【LoL】トップスマイトジャンナの利点・欠点、対策など
味方の理解が必要
1月のテレポートがナーフされた頃からトップスマイトジャンナなるものが発生し、2月に入る頃には実用段階になるまで研究された。
ソロキューだけでなく、先日行われたLCSでもフライクエストのkumoがピックしたため、他のリージョンでもこれから増加するのではないだろうか。
最も、プロとして初めてピックされたのはLVPの「GIA vs BAR
」だと思われるが。
もしかしたらLJLで見られる日も、そう遠くないかも知れない。そこで、今一度スマイトジャンナの強み・弱みを洗い出してみることにする。
利点
- 序盤は味方のジャングラーと動いてボットサイド側に動き続けるため、味方のボットレーナーを育てることができる。
- 味方のジャングラーと動いて敵のジャングルに侵入するため、敵ジャングラーを腐らせることができる。
- 常に味方ジャングラーが数的優位を作れるため、ドラゴン・ヘラルドなどの中立オブジェクトを獲得しやすくできる。
- 確定スローのWによる理不尽ガンクや、強化されたQとグレイシャルオーグメントにより、トップ以外のレーナーにガンクのプレッシャーを与える。
- トップレーンを放棄して、相手のトップレーナーと自分の間にゴールド差をわざとつけさせることにより、相手チームに賞金を発生させることができる。
- 自分は腐ってもエンチャンターなので問題なし。
- サポートアイテムを初手で買うため、視界有利を取りやすくなる。
理想以上の試合展開になるとチーム間でのゴールド差が有利になってしまい、5の賞金システムが機能しなくなることが多い。
そのため、主に1~4が使われる理由だ。
ジャングラーと共にボットサイドを制圧し、敵のADCとジャングラーにプレッシャーを与えながら中立オブジェクト・タワープレートを取りまくる。
特に、ケイトリンやジンクスなどのレートゲームキャリーに大量のゴールドを供給することができれば、早期に試合を畳められる。
6のジャンナ自身がエンチャンターであるという点から、育てたADCを加速させ、守る能力にも長けていることも強みだろう。
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欠点
- トップを完全に放棄するため、フィオラやヨリックやガングプランクやADサイオンなどのタワーを破壊するのが早いチャンピオンに弱い。
- テレポートを持たないため、レーニングフェイズが終わってからスプリットプッシュをされると対処に手こずる。
- ジャングラーと動くためレベルが低く、またアイテム的にもとても柔らかいため、少し立ち位置を間違えると簡単に倒される。
- 相手もエンチャンターがスマイトを持ってトップを放棄されると、動きが被ってしまい、チームとしての練度の差や、ジャングラーの相性差がモロに出てしまう。
- 野良でやる場合、味方がトップスマイトジャンナを理解していないとただのトロールピックだと思われてしまい、理想的な試合運びができなくなる。
カウンターではないが、ジャンナトップをやったKumoが、今度はカルマスマイトでトップを放棄した。
目には目を。歯には歯を。スマイトジャンナの代案として使えるなら、4の同伴カウンターとしても機能するのではないだろうか。
それに、ヨリックやフィオラなどのタワー破壊職人がいれば、タワープレートを全部食べ進めながらインナータワーも取れるのではないだろうか。ジャンナはTPを持たないのだから、後半はスプリットプッシュをすればいい。
あと、当たり前だけれども味方がジャンナの動きを理解していなければならない。
最悪のケースとして考えられるのは、味方ジャングラーがジャンナの放棄したトップレーンへカバーに行くことだ。
こうなったら全ての計画が水泡に帰す。
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対策
以上のことから、挙げられる対策は2つ。
こちらもスマイトトップを出してトップを放棄するか、スプリットプッシュが強いチャンピオンを出せばいい。
……と、思う。
前者に関しては、かつて「ファンネリング」と呼ばれる戦術が流行った際に、同じくファンネリングで対抗しようとする試みがあったため、悪くない案ではなかろうか。
実際のところ、私はスマイトジャンナとトップレーンで相対したことがない。そもそもそんな高レート帯にいないので……。
プロの試合でも使われているため、プロが本気で考えたスマイトジャンナに対する正解を心待ちにしているのは、私だけではないはずだ。
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